あえて雇われない人


 ワタシは現在フリーター(ニート?)の身である。その身において欠かせないと強く感じることは、徹底した自己管理である。自ら時間ごとに予定を組み、その予定に沿って活動をする。日々目標を立て行動することも必要不可欠だ。自分で自分を管理しなければ、目標達成は不可能だ。予定を組むには、時間を用いることが必須であると思う。だから時間という概念は大変優れたものだと感じるし、有難く思う。学校や企業に属していても自己管理は欠かせないだろう。自己管理の出来ない人材は、リストラの対象になる可能性が高い。逆に、何かに属していてなお、自己管理の徹底した人材はその能力を存分に発揮できるだろう。ワタシにとってのフリーター期間は自己の成長のためにあると感じる。フリーターになれと斡旋するわけではないけれど、肩書きが無くなり企業からの束縛が無くなると、今まで見えていなかったものが見えてきている事は事実だし、自己の方向性を明確にさせようと必死になっている自分がいることは事実だ。世間はワタシのような人間をフリーターという言葉や失業率増加の対象としてしか見ないだろう。養老氏の言葉を借りれば「脳化社会」だからである。ワタシのような人間は今日本に多くいると感じる。あえて何にも属さない、アメリカの「フリーエージェント」の時代が日本にも来るかもしれない。付け加えるが、全く仕事をせずにネットショップなどで生活費を稼ぐ方法には遺憾を感じる(ネットショップの経営が情報収集やウェブデザイン、販促方法などを考え、それが仕事だと主張されるかもしれないが。。。)。仕事場は自己を成長させる場所だし、人付き合いを勉強する場でもあるからだ。リアルの人付き合いを怠ってはいけないと思う。ウェブに対してワタシはペシミズムなのだろうか。